彦根城と同じく「国宝四城」の一つで、世界文化遺産「姫路城」へ行ってきました。今年度から保存修理工事が始まり、春には大天守が覆われる前にということで…。平成22年3月までは今まで通り見学可で、工事期間中は修理の様子を見学することができるそうです。
姫路城はJR姫路駅(新幹線姫路駅)から徒歩で15分くらいです。駅辺りが外堀だったということで、お城へ向かう途中に中堀の名残の石垣を見ることができました。
紅葉の時期で美しかったです。夜のライトアップの準備がされていました。姫路食博2009が11/21〜11/23開催です。
案内をシルバーガイドの方にお願いしました。興味深いお話がたくさん聞けて、より充実した見学ができました。※予約がおすすめです。
料金:2,000円(90分くらい)
電話:079−288−4813(9時〜15時頃)
受付:姫路城切符改札口のそばのカウンター
姫路城が攻められたことはなかったのですが、戦に備えた対策は万全です。
■菱の門
切符改札口からこの門までは急カーブで急坂です。敵の息があがります。炎のような形をした「火灯窓(かとうまど)」で飾られている美しい門ですが、左右に連なる塀の「狭間(さま)」から敵を迎え撃ちます。当時、扉が開けられのは殿が出入りする時くらいで、通常は向かって左の小さな扉が使われていたそうです。
【挟間(さま)】
塀や建物の内から外へ矢や鉄砲を放つ小窓。○い挟間、□い挟間、△の挟間がありますが、使う武器や敵を狙い撃つ角度によって使い分けます。姫路城に残っている挟間は1000カ所近くを数えます。
鉄砲を上向きに構え、少し離れた敵を狙う挟間
真っ直ぐに構える挟間
下向きに弓矢を引いてしっかり敵に照準を合わせるための挟間
☆続きはまた今度…。