沖島は近江八幡市から琵琶湖の沖合約1.5㎞にある、周囲約6.8㎞の琵琶湖最大の島です。住民の方は約400人、淡水湖の島に人が住む例は世界的にも少ないのだそうです。島では雄大な琵琶湖の景色を楽しみ、昔ながらの生活に触れることができました。と言っても今や光ファイバーが導入されて生活の利便性は向上していると聞きました。
歴史は古く、伝承によれば保元・平治の乱に敗れた源氏の落武者7人が島を開拓し、漁業を生業とし定住したのが始まりと伝えられています。彼らが現在の島民の祖先とされ、7人の名字の家が多いのだそうです。昔々から琵琶湖上交通の要所としてもちろん、戦略的にも重要な位置にあり、大きな役割を果たしたそうです。

沖島へは「堀切港」で船に乗って、片道約10分。1日11便(日曜9便)¥400

沖島港に到着。一家に一艘の船を所有されているのだとか。

お昼ご飯をこちらでいただきました。
メニューは琵琶湖で採れた湖漁料理の数々。

こちらは鯉のお刺身。美味しいです!

近江八幡ボランティア観光ガイドの方に案内をしていだだき、島内を散策。

映画の1シーンに出てきそうな風景です。

高台にある奥津島神社からの眺め。沖島港辺り、島で一番民家が集まっているところ。

とても説得力のある標語ですね〜

島での生活の必需品の1つ、このタイプの自転車

島の裏側?は波が高いです。荒々しいです。日本海のような…。

島では時間がゆっくり、気持ちがゆったりしてきますにゃ〜。
島には遊ぶところはないんですが、(観光地じゃありませんから)ぼーっと景色を眺めたり、スケッチしたり…。また、島の人々の暮らしを見て考えることもありました。いろんな意味でリフレッシュできた一日でした。時々、こういう一時は必要ですね。またどこかへ行きましょう、行きましょう。