滋賀県湖東(琵琶湖の東部)307号線沿いの天台宗3つのお寺を総称して「湖東三山(ことうさんざん)」と呼んでいます。百済寺はその中のひとつで、一番南に位置しています。聖徳太子が渡来人(百済人)のために建立した古いお寺で、鎌倉時代には約1300人が居住する巨大寺院となりました。しかし、戦国期に信長の焼き討ちに遭い、多くの建築物を焼失してしまったということです。
■喜見院(きけんいん)の庭園
文字通り、自然の山の風景で造られた見事な庭園です。紅葉の頃はなお一層良いです。
■仁王門(江戸時代)
■本堂(江戸時代)
窓は花頭窓といいます。上部が尖った花びらのような曲線が美しい窓。火を思わせる曲線から火灯窓ともいいます。日本では中世以降、主に寺院建築に使われています。
【おすすめプラン】
湖東三山は滋賀の紅葉の名所としても有名です。拝観料はいずれも大人500円です。
■西明寺[犬上郡甲良町]
■金剛輪寺[愛知郡愛荘町]
■百済寺[東近江市]